これからの組織(チーム)には「コミュニケーター」の存在が必要不可欠になってくる。
こんにちは。田島です。
『経営戦略やマーケティング、商品設計ももちろん大事だけど、それ以上にチーム内の「人間関係」が、どれだけ事業の発展に繋がるか身に染みたよ。』
『チーム内のコミュニケーションがどれだけ大事なのか。ちょっとした相手への気遣いが、どれだけ大事か。それをチームのみんなの表情をみながら痛感した半年間でした。』
これは私が現在「チームコミュニケーター」として
数名〜30名規模の企業様に入り、そこでお客様からいただいた言葉たちです。
『「人」という切り口から、組織(チーム)のもつ力を底上げする』
これが「チームコミュニケーター」という仕事の役割であり、ミッションだと考えています。
そして、これからの時代。
組織が長期的に繁栄し続けていくためには、カリスマ的な強いリーダーシップを発揮できる存在ではなく。
この『チーム内の人間関係をよりよくし、トップの想いと部下の想いの間に立ってコミュニケーションを円滑にするチームコミュニケーターの存在とスキル』が欠かせないと考えています。
▪︎「人間関係」に特化した職人。
「会社」という組織でも、
個人事業主同士の「少数精鋭のチーム」でも、「人間関係」は永遠のテーマではないでしょうか。
どんなに素晴らしい想いをもっていても、どんなに素晴らしいサービスを提供していても、その価値をどこまで引き上げられるかの最後の決め手は、やはりそこで働く『人』で決まります。
でも、その大切さはわかっている一方で。
人間関係のズレやコミュニケーションミスによって、その人の力が活かされないということも多い…。それはつまり、プロジェクトや目標の達成も遠ざかってしまうということです。
あとは、いざチーム内での人間関係のトラブルやコミュニケーションミスが起きたときに何をどこから手をつけて解決していけばよいかがわからないという相談もとても多いのが現状です。
チームコミュニケーターは、このような問題に対して
コミュニケーションや人間関係の調整を行い、チームメンバー1人1人のパフォーマンスを高め、個性を発揮しあえるチームに育てていく存在です。
いわば、人間関係に特化した職人とも言えるのではないでしょうか。
ちなみに、現在私はこのような業務を担当しています。
▶︎中間管理職やリーダーさん向け
☑︎ メンタル&思考の整理
☑︎ 目指したい部署(チーム)像の明確化
☑︎ そこに対する課題や現在地の整理
☑︎ チームメンバー個々の強みや役割の明確化
☑︎ それをチームとして機能させるための戦略づくり
☑︎ 会議やMTGヘの同席&ファシリテーションの振り返り
☑︎ メンバーへの業務連絡や指摘の際の伝え方の指導&ロールプレイング
☑︎ コミュニケータースキルの教育・育成
▶︎現場で働くチームメンバーさん向け
☑︎ メンタル&思考の整理
☑︎ 働くうえでの悩み相談(コーチング)
☑︎ その人個人の「強み弱み」の明確化
☑︎ チームでの関わり方のコミュニケーションサポート
※もちろん企業様の求める目的や課題や現状によって、サポート内容も変わってきます。
▪︎人間関係の改善って、意味あるの?
組織(チーム)において、事業(売上)拡大において
この『人間関係の改善』がどう関係しているの?そんなところに時間をかける意味ってあるの?
よく私の事業のお話をしていると、こういった質問をいただきます。
売上や戦略、デザインといったものに比べて
人間関係は「可視化できないもの」なので、この疑問はごもっともであると思います。
また「短期的にどうにしかしたい」という目的に関しても、人間関係の調整に着手することはあまり有効ではありません。
ただ、企業が大きくなるときに
より大きなものを成し遂げようと考えたときに、チーム(現場)の人間関係に歪みがあった場合、「モチベーションの低下」「アイデアの枯渇」といった問題を生みます。
なによりも、せっかく育ててきた人材が『離職』する原因にも実は繋がってきます。
今まで部下の話が聞けず、自分のやり方でガツガツ進めるリーダーに対して部下から不満が多く、離職を考えている人までいた。そんなリーダーが部下の話を聴けるようになり、相談にのれるようになってから空気がガラッと代わり、今では退職を考えていた部下もやりがいをもって働いている
チームメンバーが今まで上司が苦手であまりコミュニケーションをしなかったのに、目標を達成したときに「自分から」リーダーのところにいって感謝をのべていたこと
今まで営業で苦戦していたスタッフのメンタル相談にのっていたら、「その人の個性を活かすのはその方法じゃないよな」と感じ、リーダーとも相談して色々と試した結果、大きな受注をとれるまでになった
これは実際に起きた、チーム内の変化です。
こういったお客様の変化に出会っていると
『長期的な繁栄/組織のマンパワー』からみたときに、私は『人間関係の調整/コミュニケーションの円滑化』はとても取り組むに大きな意味があると考えています。
最後に。
今は「個人の時代」と言う方もいますが
私としては「組織(チーム)」において個々の能力が素晴らしいものでも、そこに化学反応が生まれなかったら意味がないと考えている人間です。
まだ個性が最大限活かされていなくても
『いまいる1人ひとりの個性を、チームでどう発揮しあえるか』は、ますます重要視されるはずです。
リーダーシップよりも、コミュニケーション。
1人のカリスマリーダーよりも、人と人とを繋げられるコミュニケーター。
それがこれからの時代を創っていく、1つの鍵になるのではないでしょうか。
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