中間管理職が身につけたい3つのポイント(その1)
こんにちは。田島です。
ここ最近、色んな世の中の変化の波のなかで
『人とのつながり』『人との共創する(コラボする/チームをつくる)』という動きが、これまでよりも増えてきたように感じています。
そしてこの流れは数年前から言われていたことですが
『ただ人がいるチームから、新しい価値を生み出す「共創」を目的にしたチーム』が、これからの組織・チームが目指す1つの在り方になっていくと思っています。
ちなみに私のクライアントさんのなかでも
「マネージャー・リーダーさん/学校の先生や保育士さん/人事職やキャリアコンサルタント」といった、人と人のコミュニケーターの立場を担う『中間管理職』の方が多く、そういった立場の方々から下記のような相談をよくいただくようになりました。
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「自分と相手の意見がちがうときに、つい自分の意見を通したくなったり、相手の意見を尊重したくなって自分の意見を押し込めたりしちゃうんだけど・・。
お互いに妥協することなく、どうしたらそこからより良いアイデアが生まれるんだろう?」(30代 リーダー職)
「色んな人の想いを汲み取りたい気持ちはあるけど、正直それだと話が進まないし、納期だってある。だけど、誰かの意見を採用すると誰かの意見を無下にするような感じがして、そこにモヤっとするんですよね」(40代 教員)
「みんなの意見を聞きたいんだけど、どうしても主張が強い人や発言が多い人の意見に決まりがち。自己主張が苦手な人や人への共感・調和を大切にしている人はその圧に負けて、なかなか意見が出せていない気がしていて。こういうとき、どうしたらいいんですかね??」(30代 キャリアコンサルタント)
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上記で紹介したような『意見が食い違ったときに、どちらかの意見が採用されどちらかの意見が不採用になる』みたいなコミュニケーションのズレが、チームの空気や信頼関係が崩れてギスギスさが生まれていくのではないでしょうか。
じゃあ、どうすればお互いが妥協ではなく
より良いアイデアや、化学反応の共創関係が生み出せるのか?
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①対話のコツ(問い編)
②対話のコツ(約束ごと編)
③目的意識を、全員で育てる文化をつくる
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実際にクライアントさんには、セッションのなかでこの「3つのポイント」を、その人の個性や環境に合わせながらお伝えています。
この記事を読んでいる人のなかにも
同じような心境の方がいましたら、ぜひご参考にしてみていただけたらと思います!
この1つ1つのポイントは「明日からすぐに実践できるエッセンス」になっております♪
大切な人たちと、よりよい対話と共創が生まれますように^^
※これからお伝えする内容に関しては『自分、どうかな?』という視点で自分と対話をしながら読み進めていくととても発見が多く、実りあるものになると思いますのでよかったらぜひ♪
①対話のコツ(問い編)
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まず、冒頭で紹介したクライアントさんの特徴として
◉自分の想い(やりたい)が強くある
◉相手への役に立ちたい気持ちが強くある
◉自分から割と積極的に主張(提案)ができる
◉理論的というよりも、感情・感覚強めタイプ
言葉にするとこんな特徴なんですが
これらのタイプの人たちが陥りがちなポイントってあるよなと。
自分の意見とちがいが生まれたときに
ついつい『自分の意見を伝えるだけ伝えて、相手の反応を待つ』というコミュニケーションをしがち。笑
もちろん相手も自分の意見をガンガン言えるタイプだったら、自然と会話が弾んでいって問題ないとは思います。
ただ、もしその対話している相手が
「自分の想いを出すのが苦手な人」「聞かれたら答えるけど自分からは主張しない聞き役の人」だったなら
この対話スタイルだと言いたいことがあっても
こちらの熱量(圧)に負けて「まぁ、これくらい言わなくていっか」みたいなことが生まれやすいです。
(「大人なんだから、自分の意見があったら自分で言うでしょ!」この意見は正しいようで、人には色んな性格・資質があるので、それが全ての人にあてはまるとは限らないですよね)
で。これは最初小さなズレですが
このズレがどんどん積み重なっていくと、相手との関係性に対等さがなくなったり、コミュニケーションが一方通行になったりしていくケースをこれまで何度もみてきました。
(自分の仕事や関わる人への想いが強い方へこのお話をすると「あっ、それ自分(私)ですねw」と大共感が生まれますww)
じゃあ、具体的にどうしたらいいかというと
それが1つ目に紹介したい「対話方法(問い編)」です♪
【対話方法(問い編)】
意見がぶつかったとき、相手の意見もききたいときに
『私は○○だと思っているんだけど、あなたはどう思う?』
ココでのポイントは、自分の意見も伝えつつ、相手に自分が伝えた意見に対して意見を聴くのではなく、『どう感じたか』という相手の気持ちを確認するところです。
意見だけを聴くとただの討論会になってしまいます。
ただ『どう感じたか』という気持ちを知ることで、違和感があるなら『具体的にどこに違和感を感じた?』という対話がはじまっていきます。
私たちは「言葉」に良くも悪くも影響を受けます。
そして相手が普段から話を交わしている人ほど、無意識に「自分の言葉のイメージは相手も一緒だろう」という気持ちになりがちでもあります。
これがコミュニケーションのズレを生み出す一番の原因だと私は感じていて。
だからこそ「相手と自分の使っている言葉のイメージや捉え方は一緒かな?」というのを確認する上で、相手の気持ちを確認していくことはとても大事です!
(この対話をしていくと、最初は食い違っていたお互いの意見が、お互いの言葉の背景を理解しあったら「あれ?表現がちがうだけで、一緒だったねw」ということはよくある話。笑)
意見をただ一方的に伝えるのではなく
『それに対して相手の気持ちを知り、お互いの言葉の背景を理解していく』ために、この対話の問いかけは背中を押してくれますよ^^
私も完璧ではなく常にトライ&エラーですが。
上記の対話スタイルを大切にしてから、大きな価値観の相違みたいなトラブルはグッと減り、むしろ1人1人の色(個性)が顔を出しはじめ、そこから面白い化学反応が生まれることが増えました♪
またこれを実際に実践されたクライアントさんも
ココを意識しはじめただけで『チームの雰囲気や対話の質が格段に深まった!』という声をたくさんいただいています♪
もしこれを読みながら
「あっ、これはいいな」と少しでも感じたら、ぜひお試しください^^
⇨「②対話のコツ(約束ごと編)」につづく
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