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【ストーリー⑨】自分の生き方を考える文化。



こんにちは。田島です。


こちらは、ストーリー⑧のつづきです。

2019年に入るとパーソナルな関わり合いの他に。

企業や学校規模でお仕事をするご縁が増え、
そこでこの心理・自己啓発業界のことをあまり知らない人と関わる機会が増えたことで、自分の業界を「外」からみるという貴重な経験をしました。


そのなかで、今まで感じてこなかった
この業界に対する『違和感』『世界の狭さ』に気づくことになるのでした。



自己啓発業界への違和感と。可能性と。
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私は心理学や能力開発のセミナーや研修を受ける側もいれると、かれこそ「10年」の時間が経ちました。


その中で『自分』という存在を理解でき、起業をしてからも『自分の強みを活かした働き方・生き方』ができるようになった。

人間関係においても、同じ家にいるのに2年間両親と口をきかない感じが、今では私の活動を応援してくれています。周りにいる友だちも心から信頼できる人に囲まれています。


まぁ、だからといって。
毎日がハッピー!というわけではなくw

今だってめちゃくちゃ落ち込むこともあれば、感情が大きく揺らぐこともあれば、悩みが生まれて引きこもるときだってあります。


ただ、そんなときにも
自分で「幸せ」を見つけられ、それを大切に育める自分になれるようになっています♪



「この業界に違和感」とか言いましたが
このようにとても感謝しているし、むしろもっと広がればいいなーとも思っています!


それくらいこの業界で伝えられていることは、人が生きる上で、とても大切なエッセンスが詰まっていると考えています。



ただ、その一方で。

個人が自分を発信することの自由度が高まり
さらにSNS起業ブームが追い風になったことで、この業界も個人が仕事にする人が一気に増えた。

それはとても素晴らしい流れだけれど
ただどこか「ビジネス色」が強くなりすぎてしまったようにも感じた。
(あくまで個人の意見ですが)



心やマインド、生き方や精神性などは目には見えない。

それを仕事にしようとするとなると
そもそも無名な個人が「自分」という存在をまず知ってもらうことが、はじまりになる。

たくさんの競合がいるなかで自分の存在感を発揮させるためには、必要以上な露出や自撮り、目立つためのキャッチーな表現が溢れていったように感じます。

(起業塾や起業コンサル、協会ビジネスなどの教える側も、ココを推奨する空気もある。私もそうアドバイスいただいて実際にやってもいた。)



あとは、これを仕事にする人のなかには
「自分が成長できて良いものだ」という想いがある人も多い。

さらには過去の自分と同じ境遇の人に対して「助けたい!」という気持ちを強くもっている人が多い業界でもあるのかなと。


別にそれをダメとか言いたいのではなくて!

ただその想いが強すぎるが故に
『自分の想いをただ主張するだけの表現』になりすぎて、どこか読者からみると押しつけがましい印象を与えている人が、SNSをみていると多いように感じたんです。



そして、私のなかで自己啓発ではなく
『生き方教育』をしたい気持ちを思い出したときに


〜・〜・〜・〜・〜・〜

自分が何者なのか。
自分の生き方や心の成長といったものって、そもそも本来は短期的で見つかるものではないよな。

いわば『生涯』を通して、探究や実践を繰り返しながら、見つかり、育っていくものだ。


それなのに、なぜかこの業界では
「3ヶ月・6ヶ月とかでそれらが見つかりますよー!理想の生き方ができる自分になれちゃいますよー!」みたいなキャッチコピーやサービスが溢れている。


〜・〜・〜・〜・〜・〜


これが私のなかで、強烈な違和感となった。




そもそも人間形成を目的にしている学校教育でさえ
義務教育だけでも「9年」という月日をかけているわけです。


いくら色んな経験して年齢を重ねたからといって
私たちは「こうやって生き方を考えるんだよ」みたいな「生き方教育」は基本受けたことはないわけで。

いわば「生き方」という視点からみたら小学1年生なのに、それを「いきなり半年とかで見つかるよ」なんて、とても不自然だよな〜



そう正直思っちゃったんですよね。



ただそれはきっと、時代の変化も大きい。


いまの50代オーバーの人たちとちがい
今の時代は「コレさえやっておけば!」「良い大学・大手企業に就職すれば安泰!」という社会構造は、すでに崩壊していて。


そうなってくると、「自分で」すべて決めていかないといけない。

今までそこを考えてこなかった人からしたら、『自分の心の在りどころ』も『目指す目的地』も、急にうまく見えなくなってしまった感じなんだと思う。


その上で周りには情報も選択肢も多く
やることも増え、色んな境界線が曖昧になっている時代に突入した。


そんなめまぐるしい変化によって色んな不安が生まれ
「自分はどうしたいんだろう?」みたいに、自分の生き方に迷う人が増えたように感じる。



すると、ココに戸惑いを感じている人たちは
「今すぐにでも解決したい!」「安心したい!」という焦りの気持ちが生まれやすくなる。


すると「長期的な目線でじっくり考える・育てる」という大切さは頭では思いつつも困っている人にとっては「短期的成果・変化」を求めたくなる気持ちになっていく。


そこに1つのビジネスチャンスがあるし、インパクトもある。

だから無名の個人にとっては興味をもってもらうために、見せ方や伝え方などの表現方法が「過度なビジネスたっぷりなキャッチーなもの」になっていったのかなと。

(あくまで、私の個人的見解です)



つまり、在り方・生き方のようなものが
短期的に悩みを解決するための「問題解決(ソリューション型)のビジネス」になってしまったのかなと!



その色んな流れが、
よく自己啓発業界のことをみたときに「怪しいな」「胡散くらい」「宗教だ」というイメージを加速させたように感じています。


そして私自身も、業界の外から眺めたときに
「あっ、確かに。」と、すごく納得したところがあったんですよね。笑



けれど、そのジレンマに気づいた時に
私はこの違和感をスルーしたくないと思った。


こんな一面もちゃんと理解した上で、「じゃあこの業界をもっと”身近”に感じてもらうには、どうしたらいいか?」というところに、もっと時間やエネルギーを注ぎたくなった。


それは先ほども書いたように。
私自身がこの業界で本来大切にされていることも、教えられていることも、素晴らしいものだと思っているから。

『人生の歩き方を考える「人生教育」』だと思っているから。



この頃からでしょうか。


この業界のやっていることに興味はあるけど
「なんか怪しいな」「そこにいる人たちと一緒にされたくないな」と思っている人たちが


「自分の気持ちと向き合うこと」
「自分の人生(生き方)を考えること」を

決してすごいことでもなんでもなく
意識の高い人がやるものでもなく
修行チックな感じではなく

考えることが当たり前の『文化』になったら最高だ!!!



と思うようになりました。



未来の子どもに今の時代を説明した時に
「えっ、それってむしろ当たり前でしょ!そんなのがわざわざ必要だと言われていたなんて、ある意味すごい時代だったんだね。笑」


そんな感じに、どこか小馬鹿にされるくらいw
スタンダードな「1つの文化」にしていきたいなって思う。



この想いが、いまの私の活動の根っこにあります。


⇨ストーリー⑩へつづく



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