【後編】自分のなかに「闇」があっても、光の方向に連れて行こうとしない
こんにちは。田島です。
この記事は、ひとつ前の続編になります。
もしよかったら、この記事は2つでセットなので、まずは前編からお読みいただけると幸いです。
⇨⇨前編はこちら
自分のなかにある光と、闇
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さてさて、ココから後編へいきます。
前編の最後にも書いたように
この夏休みで、自分のなかにある愛の渇望感に気づいたのはよかったけれど、そこを受け入れていくことは難易度高めでした!笑
渦中はものすごく拒否反応は起こるし、そんな状態に耐えられずにすぐに結論を出したくなるし、その苦しさを何かから埋めようとするし、まぁ大変でした。
そんなとき、友人からプロコーチの柳本剛志さんという方のとある記事をシェアしてくれました。
ここにある言葉がひとつの道筋を示してくれて、私にとって最も心に残った言葉となりました。
こちらでも一部抜粋して紹介させてください。
闇があっても、光の方向に連れて行こうとしないこと。 それをするから闇は拗ねる。 分かって欲しいと泣いてる子どもを無理やり励まさない。 無理やり前を向かせようとしない。 ちゃんと寄り添って、一緒に泣いてやんなさい。 一緒に悲しんでやんなさい。 『ね、本当はこうしたかったんだよね』 じっくり膝を交えて、受け止めて愛で包めば闇はちゃんと癒される。 消えるのではなく包み込めるようになる。 傷ついた過去も一緒に同居出来る。 そして元々の光の核部分に集中できる。 こうやって僕たちは元に還っていく。
あなたはこの言葉に触れて、何を感じましたか?
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私はこれを初めて読んだときに、混乱しました(笑)
痛いところを突かれた気がしたんですよね。
この方の言葉をおかりすると、私は自分の弱さやダメなところなどの闇と同居していた”つもり”で、結局行動はすぐに光へと連れていってばかりだったなという自己評価が、後に起きたくらいですので。
これまでの私は『闇は光を教えてくれる存在だ』と信じていたこともあり
たとえば怒りや悲しさを感じると、すぐに「何に、怒りや悲しさを感じた?」「それは自分のこだわりにどう繋がる?」というように変換させる解決思考でした。
むしろそれが「同居」だと捉えていたので、この考え方をすぐに受け取れなかったのが正直な感想です。
同居するということは
それがなくなるわけではない
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今回の夏休みでの経験を通して「自分が求めている愛の形は、自分が差し出そう」と決めたわけですが
だからといって何も渇望感やさみしさ自体がなくなるわけではないということも大事なポイントだと学びました。
自分のなかにある光(強さ)も、闇(弱さ)も
結局そこに「良い/悪い」「優劣」というストーリーをつくっているのはあくまで【自分】なわけです。
本来は、ただその出来事があるだけ。
それを解決したり、悪いものだから光へ変えようとしたりするのが、複雑化させるのだなと。
そうでなく、【ただ、ともに在る】。
それだけでいい。
それが【同居】という言葉に込められた想いなのかなと、あくまで私は解釈し受け取めています。
私の場合でいうなら、愛の渇望感やさみしさが顔を出しても「あぁ、今さみしいんだね。」と、ただただその気持ちを受け止めて一緒にいる。それだけ。
また自分を傷つけてしまうこともあると思います。
だけど、そこでイチイチ凹む必要はもうないなというのがわかりました。
その自分に気づいたら、またそこからはじめたらいい。
そして、その積み重ねのなかで(今の私にはまだよくわかっていませんが)何かが腑に落ちたり、沁みわたっていくのだろうと思います。
すぐに結論を出そうとしない
今はそれくらいの感覚でいい、と納得しています。
人それぞれであること
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今回私にとって一番禁止していた「1ヶ月休む」という選択は、それを決めたときにはそれはもう強烈なザワつきが生まれ、夏休みに入ってからも数日間は何だかんだ気持ちが落ち着きませんでした。
もちろん頭ではわかっていますよ
「この先には笑顔の自分がいる」「自分がいま想像しているような未来にはならない」ってことは。
ただ心は囁いてくるわけです。
何かがなくなってしまうんじゃない?これまで積み上げてきたものが崩れ落ちていくんじゃない?と。
それくらい私にとっては、大きな決断であり、大きな1歩でした。
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ただ、ここでの大事ポイントは
あくまで私にとっての試験内容が「休むこと」だったということです。
人によって禁止していることの中身も、試される試験内容も、そこから生まれる感覚やイメージもちがう。
(自分にとってはとてつもなく恐いことだったとしても、目の前の人がそうとは限りません。むしろその人にとっては難なくできてしまうことはよくあります)
なので、自分以外の人に相談することや力をかりることは超絶大事ですが、だからといって周りに100%理解してもらう必要もないですね。
むしろ理解してほしい気持ちが強すぎると、それが自分の感覚に繋がることのノイズになることはよくあります。
ちなみに、今回のことであれば私は「3人」に力をかりました。
壁打ち相手として、自分では気づかないことをフィードバックやより言語化してもらう相手として、視野や視座をグッと広げてくれる相手として。
※このときの人選基準は、何もその道のプロだけではなくてもいい
たとえば「自分の気持ちを安心して吐きだせる相手」なら、気心知れたパートナーや友人の方がよかったりもしますよね!
自分の色眼鏡を、外していく
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夏休み期間中に自分と対話した中身や、そこからどんな心境や出会いがあったのかを、言語化できる範囲で綴らせていただきました。
もしかしたら、見方によっては過去の行いが残念にうつるかもしれません。
ただ前編でも書いましたが、結局自分自身が【納得】するためには、どうしても必要なプロセスだったのだと思います。
そして、そのプロセスも人それぞれですね。
私はずっと自分が作り上げた価値ある人間像を追い求めてきました。ありのままの愛情欲しさに、懸命に頑張ってきました。
注ぐ方向は、遠回りだったのかもしれません。
それが引き金となって色んな人を傷つけたり、不快な気持ちにさせてしまったりもしてきたと思います。
(私が認識しているよりもずっとずっと広く深く)
そこに対して「ごめんなさい」という気持ちもあります。
ですが、それでもその瞬間の自分にとっては「最善」でしたし、「想い」を込めていたのも本心です。
なので、その選択を自分は否定することをやめることにしました。
なにより、その渇望感があったからこそ出会えた人や景色や経験もあるわけですしね。
これも前編でも書きましたが
そこに「良い/悪い」という色眼鏡をかけてストーリーをつけているのは、あくまで【自分】なわけです。
そして、この色眼鏡を外してみると
結局は『自分が自分らしく生きるために必要なこと』しか起きていないのかもしれません。
すべて、今にあるとしたら
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何かを補うために、何かを増やすのではなく
誰かのつくった正解や幸せに、自分を合わせるのでもなく
過去の痛みや、未来への期待や不安からみた自分でもなく
もし、いま自分が感じていることに
『自分自身』がつながれることができたなら
他の人や世の中のモノサシではなく
『自分』にとって不要なものはことごとく姿を消して
必要なものだけが残っていく
必要な道があるならそこへ連れていってくれる
この言葉の意味を、私は今回嫌というほど経験しました。
より深まり、私にとってのひとつの指針になりました。
自分の感じていることも、直観も
【自分】にしかわかりません。
それに応えられるのも、【自分】しかいませんね。
ですが、その直観に従って生きるには
小難しく考えずにやってみる実践や
その直観センサーを磨き続ける訓練や
自分自身との対話・内省や
自分自身でも気づかないプレイドや傲慢さや経験という荷物をおろしていくなど、色んなプロセスが必要。
これらを頭ではなく
『感覚』という形での経験を積める場を
・コーチング
・Compasea-人生のための学校-
・たじカフェ
これらの「場」を通して
私はご縁ある方々と一緒に探究し、これからより分かち合っていきたいと考えています。
そのために、今は随時、アップデートしています。
私でお力になれることがありましたら
ぜひあなたの人生という名の旅路のワンシーンを、共に歩むパートナーとして選んでいただけたらうれしいです。
またココから、どうぞよろしくお願いします!
そして、ここまでお読みいただいてありがとうございました。
これがお読みいただいたアナタにとって何かお役に立てるかはわかりませんが、何かを感じとっていただけたのであればとてもうれしいです。
最後に、ひとつお誘いを
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今回のストーリーに触れながら
「あっ、なんか今の自分とリンクするな」「自分はまだ向き合う途中にいるな」というように、少しでも心が動いていましたら
よかったら一度、私と一緒にお話しませんか?
私が今回信頼をおく人の力をかりたように
あなたのなかにある今の想いや感覚や課題を話しながら
今のあなたにとって何が不要な荷物で、何が必要な荷物なのかを整理して、まっさらにしていくことはとても意味があります。
自分の感覚は、自分しかわかりませんが
自分のことは自分が一番わからないものです。
より深く自分自身とつながりながら
そして、そんなあなたで人や世界とつながっていくことで、どんな景色が広がっていくのか
その土壌を整えるお手伝いを、ぜひさせてください。
▼詳細/お問い合わせは下記より▼
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