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立ち止まることが困難な時代に、私たちは生きている。

 
こんにちは。田島です。


先日私のコーチングにお申し込みいただいた方から、こんなご意見をいただきました。(ご本人の了承をいただいています)


「田島さんの投稿を読んでいると、ザワつくんですよね。せっかく自分のなかで動くぞ!という気持ちになっているときに、どこか待った!をかけられる感じで…。」


もしかしたら、これを読んでくれている方のなかにも同じような感覚をもった方がいるかもしれませんね。
(ちなみに、このご意見をいただいたときは特に怒りもなく、むしろ「そうですよね」と思っていました。笑)


「立ち止まって見つめ直す時間をもつこと」
「そもそもから問い、考えること」
「いまの自分に余白をつくること」


私の投稿はこのような表現が多いので
言葉の表現だけをみると「静」と「動」であれば『静』の要素が強めなのは自覚しています。


ただ、それは表面的な捉え方にすぎず
どうして私が『静の要素を多め』にするかといえば、そこには明確な理由があります。

それは『良質な”“の習慣が、良質な”“を生みだす』からです。

より高いパフォーマンスを発揮するために
より深いインスピレーションと出会うために

なにより短期的にではなく、長期的に動きつづけられるようになるために、この『静のチカラをどう取り入れるか』が鍵だと私は考えています。


 

また、私の投稿をよく読んでいただいている方は、きっと感じ取ってもらえていると思っているのですが・・

投稿の内容は「静」が多めの割に
現実としては日々色んなことに挑戦していて、めちゃくちゃ『動』いているわけです笑

例えば、直近半年間を振り返っても
仕事面では「Compasea-人生のための学校-」が開校したり、「たじカフェ」を通してカフェオーナーさんと繋がり、出張企画がはじまったり。
プライベート面でも「夜型だった私が、朝4〜5時起床のライフスタイル」になったり、「目を背けていた両親との向き合い」が起こったり、とけっこう新たな実りある動きをしております。笑


また、私自身の話だけではもちろんなく
クライアントさんもこれまで色んなコンサルやコーチングを受けても望むように現実が動かなかったのが、私との伴走から『現実が動きはじめた!』と喜んでいただけている。
その決め手も、後々振り返ると静の時間/習慣ができたことで、変に焦りや比較がなくなったのが大きい!』とよく言っていただきます。
(もちろんご本人の勇気と決断と行動の賜物は大前提です)


もっと言うなら、現在は社会全体の空気として「前へ前へ」みたいな『動』のエネルギーが非常に強いという印象があります。

昨年のコロナさんをきっかけに「強制的なストップ」が生まれてから、今までだったら気づかなかった「静の時間(立ち止まって、今あるものに意識を向ける時間)からみえる宝物に気づけた」という方は多かったように感じていましたが、それもこの1年経てば、元々あった「動の流れ」に戻っていったように感じます。
※あくまで個人の見解です

 
 

『動』のエネルギーが強いときは
良いことも加速する一方で、悪いことも加速するという一面もあることを忘れてはいけないと思うのです。

せっかくこれまで積み重ねてきたのに
気づいたら、本来自分の幸せとは関係ないことに時間やお金やエネルギーが注いでいた・・なんて悲しすぎるじゃないですか!!


そして、人はそもそも「揺らぎ」「偏り」があるものです。
ココがない人なんていません。

動の流れが強いときは、その真逆の「静」の流れも大切に。

そんな流れのなかでも家庭や仕事場で自分らしく、軽やかに、自分が大切にしたいものへ全集中できるようなきっかけを分かち合えたら、微力ながら応援できたら!

そんな想いもあり、私は『あえて、静の価値を思い出す』ような投稿をしています。



最後に。

こんなお話を冒頭のご意見をくれた方にすると
「あーなんかとても納得したのと、今のわたしにとても必要なものなのにどこか目を背けていたからザワついていたのかも。田島さんは大切なものを気づかせてくれていたんですね。有難いです。」といったうれしい告白をしてくれました。



そんなやりとりをさせていただきながら
こういったオンラインでもお役に立てるものを分かち合えるよう、これからもこの想いを忘れず、日々精進していきたいと改めて思いました。

本日も読んでいただいて、ありがとうございました!
 
 

私のコーチングに興味がある方へ

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