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中間管理職が身につけたい3つのポイント(その2)

 
こんにちは。田島です。
 

これは、前回の記事のつづきです。

 
今日は1対1というよりも
チームやコミュニティなどの複数人とのコミュニケーションのときに、お互いが妥協ではなく、より良いアイデアや化学反応が生まれる共創関係になれるのか?
 
そんな切り口から『②対話のコツ(約束ごと編)』を紹介していきますね!
 
 

②対話のコツ(約束ごと編)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 
まずはじめに。
会議やアイデア出しなどで複数人と話をしているときに、こんなことを感じることってありませんか?
 
 
 
みんなに意見を言ってもらいたいけど、いつも決まった人が発言して話が進んでいっちゃうけど、発言しない人も意見あるんじゃないかな?何考えているんだろうな〜?
(そんなことを考えていると、モヤモヤしてくる…)

 
 
◉「自分の意見があるときは発言するのが普通」だと思っているから、あの人はいつも聴いているだけで意見ないんだな〜。じゃあ、なんでココに参加しているんだろう?
 
 
◉「意見ある?」と振るけど、なんか歯切れの悪い答えばかりだな。もしかしたらもっと意見あるんじゃないかな?でも後ろの時間も決まっているからどうしたらいいんだろう??
 
 
 
こんなときにオススメなのが
関わる人たちのなかで『コミュニケーションスタンスの「約束ごと」をつくる』ことです。
 
 
例えば、私も実際に活用しているんですが
自分のスタンスを「赤帽子・黄色帽子・青帽子というような帽子の色」で示すというのは紹介させてください^^
 
 
//
 
①赤帽子(『ココはゆずりたくない!』というスタンス)

②黄色帽子(『私の意見も伝えたいけど、みんなの意見も聴きながら決めたいよ!』というスタンス)

③青帽子(『ココは(良い意味で)こだわりないから決めていいよ!』というスタンス

 
\\
 
 
これは私が共創事業者として任されている「ヒミツキチ大学」の母体である一般社団法人PLAYFULが運営する、葉山を拠点にした小学校「ヒミツキチ森学園」のプロジェクトのなかで出会った考え方です。
 
 
別に帽子にしなくてもいいんですが
こういった『共通言語』を関わる人のなかで共有されていると、心地いい場が生まれます!
 
 
 
これは自分のスタンスを示すだけではなく
「あの人、今何考えているのかな?」「もっと意見あるんじゃないかな?」という曖昧さを相手に確認するときにもとてもオススメです!
 
 
直接的に「意見ないの?」と聴くよりも
『いま、あなたは何帽子なの?』と聴く方が、発言が苦手な人も圧を感じず自分の意見を伝えやすくなっていく空気が生まれていきますよ。
 
 

 
 
あと、会議とかをしていると。
 
「あぁ、その発言は目的から逸れているな〜。でも相手も熱こめているから止めづらいな〜」というときって、ありません??
 
 
これは先日ヒミツキチ大学のMTGをしているときに「この時の伝え方って難しいよね。人によっては話をジャマされたと感じる人もいるかもしれないし・・。」と話題になって、そこから新しい帽子色が誕生しました!!笑
 
 
//
 
④レインボー帽子(なぜか英語w)
⇨これは主に相手に対して使う帽子色。「その話題、今の目的から逸れているな〜」というときに投げかける。
 
\\ 
 
 
「今、レインボー帽子じゃない?」と言われると
変な圧もなく、否定感もなく、相手の意見も尊重しているニュアンスだなと思って、この色になりました。
 
(これは気持ちの問題かもしれませんけどww)
 
 
コミュニケーションにおいて
自分と相手との間のなかで「私と、相手の考え方はちがう」という前提を、(知識としての理解ではなく)どれだけ行動レベルで理解して合えているかはとても大事だと思います。
 
 
むしろココを「わかっているつもり」が、とても危険!!
 
 
 
人によって「コミュニケーションの取り方」も「コミュニケーションのときに何を大事にしているか」も、特に「同じ言葉を使っていても、その裏側にある考え」もちがうものだから。
 
 
あとは「性格」や「特性」という観点からも
発言がガツガツできる人もいれば、場の調和を大切にするが故に自分の意見を後回しにしがちな人もいます。
 
 
これをリーダーやファシリテーターが察知して、うまくリードするのが大事なのかもしれません。だけど。
 
 
『リーダーやファシリテーターだって完璧じゃない。その立場だからこそ見えなくなることもある。だから、そこに関わる人みんなで共通言語をもって、その場のコミュニケーションを築いていく文化をいかに創れるか。』
 
 
私としては、こんな『共創チーム(コミュニケーション)の考え方』が、これからの時代の1つの在り方として求められているように感じます。
 
 
「あっ、これはいいな」と少しでも感じたら、ぜひお試しください^^
 
 
 
⇨「③目的意識を、全員で育てる文化をつくる」へつづく
 
 
 
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