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リーダーに必要なのは「伝えてみる勇気」である。

こんにちは。田島です。


どんなに普段からコミュニケーションを重ねていて
価値観や目指す目的地が似ていても、時間が経てば人の心境も状況も変わる。
すると少しずつ意識にズレが生まれてくる。

その度に、「やっぱり自分と人はちがうな」と思うわけです。


だからこそ、日々の業務で共に働くなかで
ちょっとの「違和感」が生まれたときに、すぐ相手とコミュニケーションをできるかどうかって、とても大事だと思うんです。
(この違和感への反応が早ければ早いほど、やはり組織(チーム)としての結束力や強さってあるなと感じます)


コミュニケーションといっても
きっとそれは思っているよりも、シンプルなはずなんです。

・自分の想い(違和感)を、まず伝える
・伝えたうえで、それに対して相手が感じたことを聴く
・またそこで、自分が感じたことを伝える
・また相手の気持ちを確認する

その繰り返しのなかで、きっと「ズレ」に気づいて、そこから突破口が見えてくるはずです。


そう考えてみると、
こんな当たり前な言葉のキャッチボールが相手との間に築けているかって、とても大事ですよね。

そしてその関係の構築は、「日々のコミュニケーションから」はじまっていくはずです。


ただ、それを曖昧にして先延ばしたくなるのも人。
「相手のことを思って!」と、それっぽい理由をつけて曖昧にすることもある(笑)

なぜか?
そこには『恐れ』があるからです。

自分のこう在ってほしい!
そんな相手への過度な期待や、自分のエゴに気づくかもしれないし、それによって関係がギスギスするかもしれない。

だから、いくら大事だとわかっていても「曖昧に先延ばし」をしたくなるんだと思う。


だけど、そこを曖昧のままにしていると、自分も相手も、気づいていない間に「ストレス」は蓄積されているはずです。
すると、コミュニケーションの頻度も減っていく。

そして、「えっ、こんなタイミングで?!」というところで、違和感が爆発してそこに時間や労力をめちゃくちゃ使う状況になる。


これは短期的にみたら大きなトラブルは生まれないかもしれない。
ただ長期的にみたときに、「違和感の先延ばし」って誰の幸せもない。

そして、自分と相手に関わる人たちにとっても、心地よいものではない。


つまり、誰も幸せにはならない。



伝えてみる勇気を、もとう。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
相手と心地よい関係でありたいからこそ

☑︎ 自分の違和感から、目を背けていないだろうか
☑︎ 相手へ伝えることを、先延ばしにしていないだろうか


こんな問いを、リーダーは日々投げかけながら
定期的に、自分の気持ちやチームの士気を立ち止まって見つめ直す時間がとても大事だと思います。


もしこの投稿を読みながら
いま「あっ…」となにか思い当たることがあったら、ぜひその気持ちをちょっとの勇気を出して伝えてみてはいかがでしょうか?


瞬間的には気まずい空気が流れるかもしれませんが、お互いにとって『よかった!』と思える時間が、必ずきますよ!


実は、私も先日そんな場面がありました。

ちょっとの違和感があってそれを相手に勇気を出して伝えてみたら、結果お互いの引っかかりがクリアになって、その後のコミュニケーションや行動がスムーズになりました。


自分の想いを、伝えてみる。
伝えた上で、相手の気持ちを確認する。
そして、また言葉を交わしていく。


とても当たり前なことだけどだからこそ難しく、忘れたくない大切なこと。

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