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想いは、思い出すもの


日々、情報もモノもツールも、どんどん“新しいもの”が増えていく

そんな世の中の流れのなかで
私たちは意識していないと(いや意識してても)
 
自分の内なる声や感覚よりも
「外」へと意識が向き、「新鮮さ」を求めがち。
 
 
その行為が悪いとかではなく
そこへ偏りすぎると、
 
なんだかよくわからない
『まだまだ』『もっともっと』という気持ちが芽生えて
勝手に、自分の本来の土俵から外れていく。
 
 
自分のまんなかにあるコアの想いや
誰とどんな時間を重ねていきたいかの方向性が
よし!と定まっているなら
 
どんどん「新しいもの」に出会い
そこから「選択肢」を広げて、探求していくのはいい。

 
 
ただ、その自分のまんなかにある
コアな想いや方向性が漠然としているなら
 
『新しいものとの出会い』は、そこから遠ざけてしまう。
 
 
なぜなら、自分のまんなかは
見つけるものではなく、『思い出すもの』だから。
 


 
ただこれがいざ『自分事』になると
 
頭ではわかっていても
「新しさ」を求めていることはよくある。
 
 
その原因は

自分のまんなかを思い出すなかに
『本人』にとっての『新しさ』はないから

だと思うんですよ。
 

 
自分のまんなかを思い出す上で大切なのは
色んな角度から、自分のこれまでや今を振り返りながら
 
「あぁ、やっぱりこれを大切にしたいのか」を積み重ねていくこと。
 
 
まんなかにある想いを
コレだ!と確信(納得)に変えるものは
 
新しいものとの出会いからではなく
この「あぁ、やっぱりね」の積み重ねであり
 
その答えに辿り着くまでの道のりが、確信を育んでくれる。
 
 
ただ本当にこの道のりって地味で
人によっては、面白くないんですよ。笑

だから一人だと心が折れたり
ひとつの答えに出会うまで待てなかったりして
 
結局その場限りのもので終えて
しばらくしたら、違和感が生まれて、の繰り返し。
 
 
 
私も何度もこの繰り返しを経験してきたけど
そこにももちろん学びはあるけど
 
『いい加減、手放したい!』という気持ちがあるなら
なんとなくではなく、集中して向き合って手放してあげてほしい。



最近セッションで出会う人たちは
年齢も職業も立ち位置も全く違うけど

『いい加減卒業して、次へいきたい』

という想いをもった人たちばかりだなと感じてて。


その手放しに「区切り」をつくり
本当にやりたいこと・挑戦したいことへ思いっきり進んでいく
 
そんな自分(未来)を一緒に目指し、
葛藤しながらも向き合い続ける姿にとても感動するし
私もあるもの総動員して関わっていて

この本気な感じが、いつも心地いいなと思う。



2024年も残り3ヶ月をきり
この3ヶ月の過ごし方が、次の2025年を創っていく
 
そのために、一緒に自分のまんなかを思い出す旅をしませんか。
 
 
そこに辿り着いた瞬間に
これまでの想いや経験がすべて繋がり、ひとつになる
 
その時の内側から溢れだす、
その人の空気がガラッと変わる姿はほんとうに心が震えるし
 
そこからがひとつのはじまりであり
その先は、ほんとうに愉しいんですよ。
 
「生きる」ってこういうことだなと思う。

(壮大な終わり笑)

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